織物のように、しっかり。
ニットのように、やわらかく。
そのあいだの“ちょうどいい”を設計できる編み方。
ラッセル編みは、たて方向に糸を走らせながら編んでいく「たて編み」の一種です。
織物のようなしっかり感と、ニットらしいやわらかさ・伸縮性をあわせ持ち、用途に合わせて風合いや伸び方を調整できることが特徴です。
中原ニットでは、尾州産地で希少なラッセル編みの技術を活かし、衣料から資材まで、さまざまな編み地づくりに取り組んでいます。
織物とよこ編みの、あいだにある編み方。
織物は、たて糸とよこ糸を交差させてつくるため、形が安定しやすく、しっかりとした生地に向いています。
一方、よこ編みに代表される一般的なニットは、ループ状に糸を編むことで、やわらかく伸びやすい生地をつくることができます。
ラッセル編みは、その中間にあるような存在です。
しっかり感を持たせながら、必要な方向にだけ伸縮性を加えたり、軽さや通気性を持たせることができます。
織物(平織)
たて糸とよこ糸が交差して構成されます。伸縮性は少なく、形状が安定しやすい。しっかりとした質感の生地に向いています。
よこ編み
ループ状に糸を編む構造です。特に横方向によく伸び、やわらかく身体に沿う、軽やかで伸縮性のある生地になります。
ラッセル編み
たて方向に複数の糸でループを形成する編み方です。安定感を保ちながら、伸びる方向や風合いを設計できます。
「織物みたいだけど軽さや通気性・伸縮性をもたせたい」
「よこ編みほど伸びすぎてほしくない」
「でも、動きやすさや表情は持たせたい」
そんなときに、ラッセル編みという選択肢があります。
ラッセル機による編成運動(提供:日本マイヤー株式会社)
中原ニットのラッセル編みでできること
伸縮性を、用途に合わせて設計する
伸びてほしい方向、あまり伸びてほしくない方向を用途ごとに考えながら編み地を設計します。
紳士服に動きやすさを加えたい、よこ編みより安定感がほしい、そんな場面で力を発揮します。
斜め柄や表情のある柄が得意
糸の動かし方によってバイアス柄や立体感のある表情をつくることができます。
これまでに1,000点以上の柄を手がけており、過去サンプルをもとに新しい生地づくりの相談が可能です。
天然繊維のたて編みにも対応
ウール・シルク・綿などの天然繊維を使ったたて編みにも取り組んでいます。
天然素材の風合いを活かしながら、軽さ・通気性・伸縮性を加えることができます。
こんなお困りにお応えできます
- 織物のように見えるけれど、少し伸びる生地がほしい
- 斜め柄や透け感のある表情を出したい
- 天然繊維で、これまでにない編み地を試したい
- 小ロットで試作し、反応を見てから量産を検討したい
- 衣料・資材どちらの用途でも対応できる生地を探している
まずはご相談ください
企画段階でも、「まだ決まっていない」段階でも大丈夫です。
実物サンプルやイメージ写真があればより具体的に進められますが、なくても構いません。
糸・用途・数量・納期など、話しながら一緒に整理します。